2013年01月25日

父のお祝い

私の父は九十歳で、母は八十五歳でなくなりました。私達
子供は、両親に甘え、苦労かけてきたのだから、ここまで
長生きしたら、子供達がお礼をかねて、米寿のお祝いを
してあげようとしたら、「ダメダメお祝いされると死んで
しまうから」とお断りされてしまった。其の後、

五年後、母は亡くなり、父は母亡き後、五年も長生きし、
野菜作ったり、草をむしったり、老体に鞭打ってよく働いた。
父は源氏の子孫だと自慢していた。薬師寺と言う村から
(上の川)婿養子に来て男二人、女二人の子を儲けた。
昔の婿さんは、それはそれは大変だったようです。
「小ぬか三升もてば婿にゆくな」と例えがある程。
でも父は逢えて、それに挑戦した。私は判っていました。
感謝の気持ちは常にありましたから、健康なうちに旅行に
連れて行きたいと、九州旅行は八泊九日、北海道は十三泊
十四日とゆっくり長旅をしてきました。それは喜びました。

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八十八歳になった時だったか、写真の様に、子や孫、縁者
親戚を呼んでお祝いしてあげました。みんな喜んで、父は
余り表情には出さない人だけど、その日は白い歯をむきだし
にして、笑ったり、お話をしたり、嬉しかったようでした。

昔は馬を家の中に飼っていたから、父が暗くなって畑から
帰り、又篭を背負って馬にやる草刈に出て行く姿は
しょっちゆう見ていました。篭に草を一杯つめて背負って
帰る途中、「首の所に紐が下がってきたので、ひっぱったら
蛇だった」と、笑って話してくれたことも。不器用だけど、
良く働く父でした。母は勿論ですが、父の存在感もなくしては
ならないといつも思います。現在私達があるのは、勿論。
両親さま、そしてご先祖さまありがとうございます。
posted by コトおばちゃん at 16:21| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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