2014年10月08日

幼き頃(その八)

  いたずら
学校から家まで、かなり遠かった。もっともっと遠くから
通っていた子もいた。家へ中々辿りつかないと、友達同士で
喧嘩してみたり、何かいたずらでもしたくなるもの。

或る日、私とモトちゃん、タキちゃんと三人で疲れた足取り
で、モロヤマの麓まできた。そこには湧神前(ユウジンマイ)
と言う小さい水溜りがあった。(今でもある)モロヤマから
の清水が出て、池は満面に綺麗な清水。その水は道路の下を
土管をくぐり、下へ下へと田んぼの方へ流れを作っていた。

その日は、タライに並々と水を汲み置いてあった。三人は
その水で手を洗い、「モトちゃんこれひっくり返しちゃうか」
「うん」一、二の、三で、がシャーん重たいけどがんばって
撒けた。「誰がこんなことして置いたんだんべ。」と
口々に言いながら帰ろうとしたら、

「ナンダこの奴らっ、ひとが汲んで置いた水、
まけちゃいやがってっ」と近所のおばさんがかんかんに怒って
山のように抱えてきた洗濯物を
ドサンと地面に下ろした。「アレエ、悪い事したぁ」と
思いながらもゴメンナサイの一言もいわず、おばさんを
避けて道の端っこ、草の上を通って逃げ帰った。
一人じゃ出来ない、大勢だから出来た学校帰り、
悪がきになって帰った初日でした。

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posted by コトおばちゃん at 19:28| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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